七と熊猫のお喋り日記

七(ナナ)と熊猫(シャンマオ)の会話形式で送るブログという皮を被った別の何か。

藤子不二雄作品

ナナ「シャンマオ〜何見てるの?」

シャンマオ「ドラえもんですわ。」

ナナ「ああ〜私、声優が変わって苦手なんだよね。
未だに違和感感じちゃって。」

シャンマオ「もう何年も経ってるのですからいい加減に慣れたらどうですか?」

ナナ「そうだね〜まぁ、実のところわたしはドラえもんよりキテレツ派なんだよね。」

シャンマオ「あら、珍しい。
私はキテレツ大百科をあまり見てないのですが内容は殆ど同じじゃないですか?」

ナナ「実はそうでもないんだよね。
どちらも共通して、

眼鏡の主人公
相方のロボット
金持ちのマザコン
ガキ大将
幼馴染のヒロイン

が出てくる上に不思議な道具が出てくるから同じように感じちゃうんだけど、割と違うんだよね。」

シャンマオ「ここまで聞いた話では全く一緒にしか思えませんが・・。」

ナナ「一人一人比較していこうか。
先ずはのび太とキテレツだね。

あ、ここでの話は映画版は除かせてもらうよ。
補正がかかりすぎてるからね。」

シャンマオ「確かに映画ののび太ジャイアンは別人ですものね。」

ナナ「そうそう。
で、のび太 は勉強、スポーツと何をやらせてもダメで本人にやる気もない。
努力することすらないよね。
更に物語は大概のび太ドラえもんに泣きつく所から始まる。
一方でキテレツはスポーツは苦手なものの勉強はこなし、先祖の残した発明品を作る天才気質。
更に先祖の発明以外にもベンゾウさんの車を直した事もあるというスーパー小学生。
発明品の材料は自分のお小遣いから賄っているよ。」

シャンマオ「それは何というか・・・スポーツがダメ以外は正反対ですわね。」

ナナ「次は相方のロボット。
ドラえもんのび太を見守る兄弟でいう兄ポジション。
間抜けな所はあるものの、泣きついてきたのび太を放っておけずに甘やかしちゃう辺りも典型的なお兄ちゃんだね。
一方でコロ助はというと常にキテレツの後を付いてくる弟ポジション。
いつもキテレツに甘えていて、困ったことがあるとキテレツに泣きついて発明品をねだるんだ!」


シャンマオ「こちらも全く逆ですわね・・・って、あら?
これって役割が入れ替わってませんか?」

ナナ「お、よく気が付いたね。
そう、実は眼鏡主人公と相方のロボットまでは共通しているものの、キテレツ大百科の中でドラえもんを担うのはキテレツでのび太を担うのはコロ助なんだよ。
さっき、ドラえもんのび太が泣きつく始まりが多いと言ったけど、キテレツ大百科コロ助の他にブタゴリラとベンゾウさんが泣きつくパターンがあるんだ。
この3人はキテレツ界の三大トラブルメーカーと言われているね。」

シャンマオ「泣きつく人間がロボット、ガキ大将、大人と言う点でドラえもん以上に幅広い展開が出来そうですわね。

ナナ「そうだね。
このメインの2人の特性だけ見てもこんなに違うんだよ。」

シャンマオ「何だか面白いですわね。
他のキャラについても詳しく聞きたいですわ。」

ナナ「そうだね。
それじゃあ・・・っと、かなり長くなってしまってるね。
続きは次回ということで。」

シャンマオ「仕方ないですわね。
なるべく早くお願いしますわ!!」

ナナ「それは主人に言っておくれ。」