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七と熊猫のお喋り日記

七(ナナ)と熊猫(シャンマオ)の会話形式で送るブログという皮を被った別の何か。

ナナとシャンマオの不思議なアトリエ 1

アトリエシリーズ 小説
ナナ「あれ、ここはどこ?」

シャンマオ「あら、どうしました?」

ナナ「いや、急に見たこともない場所にいるんだけど・・・」

シャンマオ「ここは練金の世界にある街ですわ。
そして、今いる場所は私たちのアトリエですわね。」

ナナ「は?意味が分からないんだけど。
というか練金の世界とかアトリエとか何 ?」

シャンマオ「主人が偶には遊びに行くといいと行って新しい世界を用意しましたので、せっかくだから暫くその世界に住んでみようかと。
生活するにはお金もかかりますので、アトリエ・・・平たく言うと道具屋さんをやる事にしましたの。」

ナナ「うん、話は理解したが毎度あたしの意思が無いよな」

シャンマオ「まぁまぁ、もう作ってしまいましたし。
折角ですから街を見て回りませんか?」

ナナ「まぁ、来ちゃったもんは仕方ないしね。
面白そうではあるから行ってみるか。」

〜街の中〜

ナナ「アトリエを出て直ぐの通りだけど・・・色んなお店があるね!
レンガ造りの道路も雰囲気あって素敵だね。」

シャンマオ「こちらは職人通りと呼ばれる商売の盛んな区画です。
私たちもアトリエを開いて商売をしていくことになりますわ。」

ナナ「人通りもあって活気があるね。」

シャンマオ「そうですわね。
ここはいわゆる城下町と呼ばれる場所になりますので非常に活気があります。
ちょうど開けた場所に来たので、そちらをご覧になってください。」

ナナ「うわ、大きなお城があるよ!」

シャンマオ「城下町ですので、当然街の中央にお城があります。
こちらの王様は善政を行い民からの評判も良いそうですよ。」

ナナ「これだけ活気があれば納得だね。
ところでこの散歩って目的はあるのかい?」

シャンマオ「ええ、ありますわよ。
・・・ああ、ここですわね。」

ナナ「何々・・・冒険者ギルド?」

シャンマオ「ええ、先ずは冒険者としての資格を取っておこうかと。」

ナナ「私たちアトリエやるのにそんな資格いるの?」

シャンマオ「素材集めに外に行く必要がありますから。
その為にはギルドで許可を取る必要がありますわ。」

シャンマオ「なるほど。
何か試験でもあるのかね?」

ギルドマスター「おや、別嬪さんのお嬢さん方がどうしたのかね?
護衛でも探しているのかな?」

ナナ「私たち、冒険者の資格が欲しいんだけど。」

ギルドマスター「あんたたちが?」

シャンマオ「ええ、この度アトリエを開くことになったので素材集めをする許可が欲しくて。」

ギルドマスター「なるほど。
まあ、試験さえパスしてくれれば問題ないよ。」

ナナ「試験?」

ギルドマスター「そこの奥の扉に入ると地下に行く階段がある。
その最下層にある物を取ってくれば合格さ。」

シャンマオ「そうですか!
それでは早速行きましょうか。」

ナナ「そうだね。
パパッと終わらせるか。」

ギルドマスター「おいおい、あんたたち。
準備はいいのか?」

ナナ「大丈夫だ。
問題ない。」

シャンマオ「それ死亡フラグじゃ無いですか。
では、行ってまいります。」

ギルドマスター「・・・、この稼業長いがあんなに緊張感なくラフに試験に臨んだ奴は初めてだな。」

続く。