七と熊猫のお喋り日記

七(ナナ)と熊猫(シャンマオ)の会話形式で送るブログという皮を被った別の何か。

藤子不二雄作品 続きの続き

ナナ「ドラえもんとキテレツを比べる回も今日が最後かな。
最後はガキ大将キャラだ。」

シャンマオ「ジャイアンブタゴリラですか。
2人ともアダ名で呼ばれているのも似ていますね。
ブタゴリラって冷静に考えると酷い気がしますが・・・」

ナナ「それには理由があるんだけど、先ずはジャイアンの方から説明していこうか。
ジャイアン、本名は郷田武。
性格は乱暴者。
映画版はともかくとして、漫画やアニメのジャイアンは少年院に送られてもおかしくない程に性格が破綻している。」

シャンマオ「そうなんですの?
のび太を虐める所はよく見ますが?」

ナナ「ジャイアンの中でも特に酷いセリフを一つ紹介しようか。
「新しいバットを買ったんだ、殴らせろ」
これを聞いてどう思う?」

シャンマオ「これは・・・現実にこんな子供がいたらと思うとゾッとしますね。」

ナナ「他にもリサイタルのチケットを皆に渡して強引に売らせたり、嫌がるのび太を無理やり野球に連れていってエラーをする度にボコボコにしたり。」

シャンマオ「小学生だからと許される行為ではありませんわね。」

ナナ「では、次はブタゴリラだ。
ブタゴリラ、本名は熊田薫。」

シャンマオ「あら、見た目の割に可愛い名前ですわね。」

ナナ「そうだね。
実はこの可愛い名前が嫌で周りに自分からブタゴリラと呼ばせているんだ。」

シャンマオ「あら、このあだ名は自分から呼ばせているのですか。」

ナナ「そう。
だから、しずかちゃんは武さんと呼ぶのに対して、みよちゃんはブタゴリラ君と呼んでいる違いも見逃せないね。」

シャンマオ「みよちゃんがあだ名で呼ぶのは違和感でしたが、背景を知れば納得ですわ。」

ナナ「そんなブタゴリラなんだけど、先ずはジャイアンと違ってあまり暴力は振るわない。
コロ助やトンガリが調子に乗って余計な事を言ったくらいかな?」

シャンマオ「この時点でかなり違いますわね。」

ナナ「そもそも根本が違うんだよ。
ジャイアンスネ夫のび太を子分としか見ていない。
ブタゴリラはキテレツやトンガリを対等な友達として見ているんだ。」

シャンマオ「それは大きな違いですわね。」

ナナ「また、家の手伝いから逃げているジャイアンと違って実家の八百屋さんをよく手伝っている。
家業の関係で野菜が大好きで食べれないに人間をよく怒るね。」

シャンマオ「野菜を食べるのもだいじですからね。
いい子じゃないですか」

ナナ「そう、ブタゴリラはとてもいい子なんだよ。
友達や家族を大事にして、家もよく手伝う。
ジャイアンとは似ても似つかないね。」

シャンマオ「ここまでのキャラを比べてみると本当にかなりの違いがありますね。
関係性など見てもキテレツ大百科の方が総じて良い子が多い気がします。」

ナナ「そうだね。
漫画として突出していないけど、キテレツ一派の方が遥かにまとまりがあるように見えるね。」

シャンマオ「どちらを家族と一緒に見たいかと言われればキテレツの方な気がしてきましたわ。」

ナナ「うん。
先にも言ったけど、本当にまとまりがある分キテレツの方が安心して見られると思うよ。」

シャンマオ「それでは善は急げと言いますし早速借りに行きましょう!」

ナナ「え、私も行くのかい?」

シャンマオ「私、会員証を作ってないものですから。
ナナ、お願いしますね!」

ナナ「全く・・・仕方ないな。
それじゃあ、今からゲ○に入ってくるからこの辺で!」

シャンマオ「また次回ですわ!」