七と熊猫のお喋り日記

七(ナナ)と熊猫(シャンマオ)の会話形式で送るブログという皮を被った別の何か。

お礼とクレームと品格と(黒幕語り)

読んでくださっている皆様方おはこんにちばんわ、黒幕です。
ブログ始めて一ヶ月足らずですが、もう500HITを超えましたのでお礼を言わせてください。
自分の書きたい事を適当にやるという形式と自分以外のキャラに喋らせるという形式から、全く宣伝せずに1日5人ぐらい来れば上々と思っていたので今回の結果は本当に嬉しく思っています。
本当にこんな所まで読みに来てくれてありがとうございます。


さて、今回は記念という訳ではありませんが真面目な話をさせて頂こうと思います。
私はコンビニの夜間責任者をやっているのですが、先ほどあった話です。
従業員とお客様が揉めていました。
原因はお客様がレジにパンを置く時に乱暴に投げたのですが、そのパンがレジを通り越して床に落ちたのです。
従業員はそれを拾って袋に詰めようとしたのですが、お客様は地面に落ちたものを入れるな、交換しろと言ったわけです。
それに対して従業員はお客様が投げて落ちた物ですからと反論して揉めていたわけです。
最終的にお客様は本社に報告してやると言って帰りました。
この後、従業員が報告に来て私の従業員ジャッジが下される訳ですが、それを書く前に読んでくださっている皆様に聞いてみましょう。
この一件どちらが悪いと思いますか?

あくまで私の予想ですが大半の人は自分でレジに投げて落として取り替えろというお客様が悪いと思うのではないでしょうか?
そう考える人は正しい判断が出来ている・・・常識のある方だと思います。

では私が従業員に下した判断はどうかというと、この従業員が全面的に悪いという事です。
さっきと言ってる事が違うじゃないかと思われるかもしれませんが、あれはあくまで一般的な常識の話です。

コンビニと言うよりはサービス業界全般に言えますが、クレームが出た時点でこちらが負けだということです。
例えこちらに9の言い分があろうが、向こうに1でも言い分を与えてしまえばそれをゴリ押されて負けてしまうわけです。
なので、ここでの正しい処理の仕方は負けるのが確定しているのであれば被害を最小限に納める・・・つまりは、平謝りしてパンを取り替えるのが正しいという事です。
納得は出来ないでしょうが、これがサービス業界であり、ごね得と言われる所以でしょう。
諺にも
「無理が通れば道理引っ込む」
とあるくらいですからね。

では、この無理を通したこのお客様のごね得で良いのでしょうか?
実はキッチリと失っているものがあります。
それは自身の品格です。
品格なんて形のないものと思うかもしれませんが実はこれを失うことはかなり損をします。
このお客様は以前にも揉めた事があり、その事例から説明すると分かりやすいので、その話を例として挙げましょう。

このお客様は以前に店内で別のお客様に絡まれて表に引きずり出されて暴行を受けたという過去があります。
これだけ聞くと一方的に暴行を受けて可哀想だと思うでしょう。
しかし、上記のようなクレームを付けてくる方という事を考えた上でこの事件をみてください。
暴行は良くないけど、この受けた側の人が何かやったのではないか?
と疑ってしまうのでは無いでしょうか?

正直な話、事実は分かりませんが暴行を受けたにも関わらず
「貴方にも非はあるんじゃないですか?」
と疑われてしまうのです。

本来は同情してもらえるところをこんな風に思われるのってスゴく損だと思いませんか?

これは先ほども言ったように人としての格の問題です。
これが高く評価されるような行動をしていれば絶対にこんな事は思われません。
しかし、低く評価されるような行動していれば自分が被害者なのにまるで加害者のような扱いを受けることもあるということです。

つまらない事でクレームをつけ、更にそれが自身の無茶を通すようなものであれば必ず自身の品格を落とします。
これはその場だけの話でなく普段の態度にも出てきてしまうからです。
そう言った点で一瞬はごねて得をしても総合的には損をしてしまうので、この長い文を読んでくださった方はどうか常識的で品のある振る舞いを心がけてくれたらも思います。

まだまだ、このように自身の主観で物事を話していきますがお付き合いくだされば幸いです。
最後にもう一度、このブログを読んでくださり本当にありがとうございます。