味覚とMの話
ナナ「シャンマオって聞きたいんだけど、辛いのって平気だっけ?」
シャンマオ「いえ、苦手ですわね。
それがどうかしたんですか?」
ナナ「実はさ、人間の味覚には辛味ってないらしいよ。」
シャンマオ「ええ!?
普通に辛いって感じますよ。
皆そうではないんですか?」
ナナ「それが、辛さってのは痛いって事らしいよ。
甘味とか渋味とかはあるそうなんだけどね。
つまり辛味=痛覚って事だね。」
シャンマオ「へぇー、勉強になりますわね。
・・・あら?
という事は辛いのが好きな人は痛いのが好きって事になりません?」
ナナ「そうなんだよ。
辛さが痛いって事なら、辛いのが好きな人はマゾってことだよね。
もちろん、舌だけで身体全体ではないから絶対とは言えないけど参考にはなるんじゃないかな。」
シャンマオ「なるほど。
どれだけ辛くても平気という人もいますよね?」
ナナ「それはマゾじゃなくて単純に痛みに鈍感なんだと思うよ。
あくまで辛いのが好きで食べてしまう人って事だね。」
シャンマオ「そういえば主人は激辛ペヤングも割と平気な顔して食べてましたよね。」
ナナ「あの人はね〜俺はマゾじゃないって言いながら5倍のカラムーチョをレジに持っていく人だよね。」
シャンマオ「それってやっぱり・・・」
ナナ「それは言わぬが花って奴さ。」