七と熊猫のお喋り日記

七(ナナ)と熊猫(シャンマオ)の会話形式で送るブログという皮を被った別の何か。

漫画の話〜シャカリキ〜

ナナ「今回はおすすめ漫画の話をしていくぞー!」

シャンマオ「あら、珍しくやる気ですわね。」

ナナ「今回は私の一番のおすすめだからね!
紹介するのはシャカリキさ!」

シャンマオ「これは自転車の漫画ですか?」

ナナ「そう、め組の大吾カペタ、昴で有名な曽田先生の処女作だね。
週刊少年チャンピオンで連載されていて全18巻。
実写映画化もされてるんだ!」

シャンマオ「映画化もされているなんてスゴいですわね。
曽田先生と言えばめ組はドラマ化、カペタはアニメ化されてましたよね。」

ナナ「そうだね。
その2つは有名だし原作の漫画も十分に面白いけど、私の推しはダントツでシャカリキ。」

シャンマオ「ナナがそんなに言うなんて珍しい。
それで、話としてはどんな内容ですの?」

ナナ「主人公の野々村輝(ののむら てる)は自転車を買ってもらった直後に坂だらけの街に引っ越ししてしまう。
地元の小学生にここで自転車に乗る奴なんていない、無理だと言われた輝はその街で2番目に大きな坂、通称二番坂に挑む。
誰もが無理だと登るのが無理だと思っていたが、テルは今にも倒れそうになりながらも二番坂を制覇してしまう。
地元の子達はテルを認めて一番坂に連れて行く。
準備万端で挑んだ一番坂だが、半分ほどで足をついてしまう。
子供達はまだ行けると励ますがテルは坂を下ってしまった。
チャレンジしながら失敗したのが恥ずかしかったのだろうと考えた子供達だが、その後に驚くべき光景を目の当たりにする。
それは、テルがまた一番坂を登っていたのだ。
テルは恥ずかしくて下ったのでない。
足をついたから初めからやり直すために坂を下ったのだ。
ここから、誰もがその熱に巻き込まれていく熱き坂バカの闘いが始まるのだった。

・・・ってのが最初の流れかな。
この後は、中学生から高校生となり多数のライバルが出る王道のスポーツ漫画になっていくよ。」

シャンマオ「熱いプロローグ語りお疲れ様です。
では、この漫画の魅力も聞かせてもらえますか?」

ナナ「とにかく主人公のテルの熱さに尽きるね。
チビでブサイク(特に走ってる時)で殆ど喋らないという異質の主人公ながら、彼の走りは見るものを惹きつけ、血を滾らせてくれる。
様々な魅力あるライバル達が出るし、それぞれが得意なフィールドを持っているけどこの漫画を読み終わった時にはきっと皆、上り坂を自転車で制覇しに行きたくなると思うよ。
最大のギアで(笑)」

シャンマオ「そこまで言うのならナナは全巻持ってますわね?」

ナナ「ああ、もちろん!」

シャンマオ「では、これから私は全巻読破することにしますわ!
ナナは自転車の整備をお願いしますわ。」

ナナ「はいはい、しょうがないね。
それじゃ、今日はこの辺で〜」

シャンマオ「ギリギリの更新ですが、また明日ですわ!」